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広告代理店から転職 日本の人材業界で見たグローバル化への課題

日本の企業が世界に出るときに足りないものは何か。そのひとつが“クリエイティビティ”だとしたら、どうしたら乗り越えていけるのか。

未開拓の日本の可能性を世界と繋ぐことをミッションとする
Kitchen & Companyの中道大輔がナビゲートするPodcast「VISION TO THE FUTURE」とForbes JAPANがコラボレート。国内外で活躍する“視点”のあるゲストとともに、考え、発信していく。


Vol.43配信は、グローバル企業のシニアレベルのリクルーティングを手がけるOsborn & Mori Partners の代表取締役を務めるHenry Osbornがゲスト。


Osborn & Mori Partnersを設立しグローバル企業の日本での成長支援に携わる傍ら、日本のグローバル・リーダーシップの学術研究者としても知られる。彼は活動を通して日本のビジネスをどのように見ているのか。全編英語で放送された内容のダイジェストを翻訳版でお届けする。

中道:さて今回はOsborn&Mori Partnersの代表取締役であるヘンリー・オズボーンさんをお迎えしています。ヘンリーさんは長年エグゼクティブリクルーターとして、またエグゼクティブコーチとして活躍されています。知り合ってからずいぶん長いんですけど、ここ最近やられていることがなかなか興味深いなと思いまして、リスナーの方々の参考になるのではないかと思いお呼びしました。まず、自己紹介をお願いします。


ヘンリー:2018年にOsborn&Mori Partnersを設立して、日本で活動するグローバル企業のエグゼクティブ・サーチや、ビジネスや組織を最適化するお手伝いをしています。また、最高のリーダーを育成するコーチングも行っています。


中道:以前は広告代理店で働かれていましたよね。今のキャリアをスタートさせたきっかけは何ですか。


ヘンリー:以前はオグルヴィで5年ほどマーケティングコミュニケーションや広告コミュニケーションに携わっていました。そのなかで、自分は異なる分野の人々を結びつけることが本当に楽しい、かつ得意だということに気づき、広告業界で製品やブランドをサポートするよりも、人という側面からサポートしたいと考えました。


でも正直なところ、最初のころは大失敗したと思いました。私がヘッドハンティングの会社に入った2006年当時、日本のほとんどの企業は中途採用をあまりポジティブにとらえていなかったので、ヘッドハンティングの魅力を伝えることから始める必要がありました。リストを片手に電話をかけ続けても、十中八九途中で電話を切られるような状況でした。


しかし、しだいに信頼を得られて人々のキャリアチェンジを実現できるようになり、エグゼクティブ・サーチした人やその人の家族の人生が変わったり、その人が会社やチームに入って組織がよくなっていくのを見ていくうちに、やみつきになってしまいました。


16年たった今、状況は劇的に変化しました。町を歩けば人材紹介会社の広告を目にしますし、今では日本企業も生き残るためには外部のリクルーターを利用してでもグローバル人材を確保する必要があることに気づいています。


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